こちらは、子蓮〔コハス〕といって蓮根が前に実を作る途中の段階のレンコンになります。 特徴的なのは、三角形のような形をしています。 子蓮というのは、レンコンがこれから新しいレンコンを作ろうとしている途中の段階のものや、これから太ろうとしている部分なので、レンコンの部位で、一番栄養価が高い部分になります。 食味に関しては、非常に柔らかいのですが、噛んだ時のシャキシャキ感も充分に感じれます。 柔らかいとシャキシャキの表現が、一見矛盾しているように思えますが、一度食べてもらうとご理解して頂けると思います。 成長段階にもよりますが、一本の蓮根から一節取れるか取れないかといった、非常に希少な部位になります。一本一本の蓮根の成長の速度も違いますので、この子蓮が無いレンコンもあります。 しかも、その子蓮自体にも小さい大きいがあり、安定した収穫は不可能です。 どれだけ希少な部位かといいますと、 100キロ収穫して、子蓮の部分が2キロあるかないかぐらいの割合になります。 スーパーや市場ではなかなか手に入らない部分になります。 市場や農協では、キロ単価での販売が主流でこの子蓮の部分は成長途中のレンコンになるので、重さも軽く、小さい物が多く、柔らかいので傷つきやすい為、捨てられるかレンコン農家の食卓に並ぶ事がほとんどで、なかなか市場に出る事がありませんでした。 レンコン農家が我が家でレンコン料理を作るなら、必ずこの部位を使っていると思います。 久保の蓮根では、子蓮のような美味しい部分を是非ともお客様にも味わって頂きたいという強い想いがあり、ご紹介させていただく事になりました。 レンコン農家が選ぶ、レンコンの最高に美味しい部分、是非ご賞味ください。 ※希少な部位なので、ご注文数をご用意出来ない場合があります。何卒ご了承ください。