こんにちは。まつり農園すぅさんです！ 静岡県三島市で2018年より自然栽培、固定種、在来種の、野菜の種から花までの一生をお届けしています。料理する楽しみ、食べる歓びを感じてもらえたら嬉しいです。 【野菜の一生を届けたい】 畑を始めてから市場に出回っている野菜の姿は、その野菜の一生の一部分だと気がつきました。自家採種をするとその花の美しさに「こんなに綺麗な花が咲くのかぁ」とうっとり。 人参の種や花を見たことありますか？どんな香りがするか嗅いだことありますか？ 人参は種や発芽したてのベビーリーフ、柔らかく爽やかな香りの間引き菜、「人参」、種を残すために咲く花、どこを取っても食べられます。 時を経て、食卓に並ぶ姿を変える野菜たち。 野菜の一生を知り、料理する愉しみ、食べる歓びをお届けしたいです。 【野菜のもつ本来の味】 就農1年目の三島市に移る前に借りていた畑で、胡瓜の栽培で畝によって米ぬか、油粕、無肥料と３区画に分けて栽培したことがあります。 採れた胡瓜を食べてみるとそれぞれ味わいが違うことに驚いたと同時に、肥料は野菜に味をつけてしまうことを知り、無肥料の胡瓜の美味しさを体験し、同じ場所、品種なのに肥料の種類や有無でこれだけ変わるのかぁと実感しました。その体験から「その土地で育つその野菜のもつ本来の味」を届けるために、無肥料自然栽培を選びました。 【自家採種】 種はその土地を記憶する。と聞いてワクワクしたのが自家採種を始めた理由です。毎年種を採り繋ぐことで、その種はその土地に馴染み、病害虫に強くなり栽培しやすくなります。毎年採種することで少しは顔を覚えてもらえるかな？「あ、今年もすぅさんだ！今年もよろしくねー！」そんな声を野菜から聴ける日が待ち遠しいです。 最後まで読んでいただきありがとうございます。 まつり農園　鈴木