フロンティアファームの中玉利です。茨城県出身。東京でシステムエンジニアや市役所職員を経て、茨城県に戻り、現在はつくばみらい市在住です。農園名の由来は、開拓者精神を常に持ち続けたいとの思いから名付けました。 【今できることを】 市役所職員時代に、今の行政の枠組みの中で、支援できる範囲というのがどんどん少なくなっていき、うまく機能していかないのではないかという疑問を持ちました。そこでこれからは、自分自身でできることを増やしたり、人と人とが協力し合ったり、公の支援がなくても生きて行ける仕組みが必要なのではないかと思いました。そこでまずは食べる物を作れるようになりたいと、農業をはじめることにしました。 【「持続可能」というキーワード】 茨城県つくばみらい市は平野が広がっていて、稲作が盛んな地域です。当農園では、固定種の野菜をなるべく自家採種しながら、農薬や肥料を使わず、自然の力で栽培しています。 今後は、大量生産・大量消費の社会から、持続可能な社会への変革が進んでいくのではないかと思っています。当農園でも、とにかく稼ぐというために行なうのではなく、持続可能性ということを意識していきたいと考えています。 現在は、農産物の生産の他、農家民宿としての運営も行なっており、気軽に農に触れられる機会を作っております。 個人の自立と、シェアリングエコノミーの推進をテーマに、オフグリッドなシェアカフェ・シェア加工施設を作るなど、様々なことにチャレンジしていきたいと思っています。