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山藏真輔

岐阜県高山市

山藏真輔 | 有限会社 山藏農園

トマト トマトジュース トマトジャム ミニパプリカ

岐阜県高山市

山藏真輔 | 有限会社 山藏農園

トマト トマトジュース トマトジャム ミニパプリカ

山藏農園の山藏真輔です。飛騨高山で4代続く農園の4代目の1人です。3代目の父親と4代目にあたる3兄弟を中心に夏秋(かしゅう)作のトマト類やペッパー類を中心に有機栽培(認証機関:有機農業推進協会15-003)している農園です。主に弟2人と3代目(現社長)が栽培を中心に行い、私は青果物の販売や加工品の企画などを行っています。お客様の何気ないひとことから新しい商品が生まれます。ご意見・ご感想・ご要望、おしかりなどいただけましたら幸いです。 【まっしぐらに、農業の道へ】 4代続く農園の長男として生まれ、幼少の頃から「農」に携わることが多く、また、長男と言うこともあって祖父(2代目)にことある毎に跡取りと刷り込みをされており、将来的に「農」へ携わる仕事をするのかと漠然と思っていました。実際、進路も農業高校へ進学し農業の基礎を学び、その後大学では農学部で農業経済学を専攻し、そして就農しました。就農してこの仕事が嫌いじゃないことに気づき自分の努力次第で色々な事に挑戦できる仕事と改めて実感、日々試行錯誤しながら仕事をしています。 【3代目の土台に、4代目たちが彩りを加えた】 山藏農園のある飛騨高山(岐阜県)は標高560mくらいから3000m級の山々がある地域で夏の冷涼な環境を活かしての夏秋栽培(夏から秋にかけて収穫する作型)が中心の土地です。古くからの夏場のトマトやほうれん草の産地でもあります。 山藏農園では3代目(現社長)が農薬や化学肥料を多用する慣行農法に疑問を持っていたところ有機農法と出会い、徐々に有機農法を取り入れ「安心・安全・美味しい」を目指して有機トマトや有機ミニトマトを栽培していました。私たち4代目はそれに加え 「彩りと安定供給」を加え 「安全・安心で美味しい野菜で食卓を彩る」を目指して栽培しています。 【糖度至上主義だけではない、トマトのおいしさ】 最近は、なにかと糖度といわれますが味は糖酸比のバランスと考えています。いかに糖度が高くても酸味がすくなければぼけた味になってしまいます。逆に糖度が低くとも酸とのバランスがよければ美味しく感じます。糖度至上主義で甘いがうまいではなく糖酸のバランスのよい野菜を作る様に努めています。指標の一つとして糖酸度計を導入しており定期的に糖酸度の測定を行っています。 【ご要望にお答えして、他の野菜にも挑戦中!】 ここ5年くらい前までは有機トマト中心の栽培でした。お客様よりトマト以外の有機野菜はないかと言われ有機ペッパー系をあらたに導入しました。それも徐々に軌道に乗ってきたので次なる品目に挑戦したいと考えています。また、年間を通してなんらかの有機農産物をお客様に供給したいと考えています。 「農」の可能性はまだまだあるとおもっていますので今後とも色々な事に挑戦していきたいと思っています。 【栽培品目】 有機トマト類・・・トマトからミニトマトまで多種多様な大きさ、色・形 そして食味のよいものを集めその年にもよりますが40種~70種類くらいのトマト類を栽培しています。 有機ペッパー類・・・赤・橙・黄・茶・緑などカラフルなミニパプリカを中心に30種くらいのペッパー類を栽培しています 加工品・・・トマトジャムやトマトジュース、ピューレなど自社で育てた有機野菜を使っての加工品を多数企画しています。これからまだまだ増える予定です。 現在はトマトジュース2規格×10種 トマトジャム 4種 ピューレ 2種 トマトアイス 2種 etc *飛騨高山産 飛騨高山の冷涼な環境での野菜栽培。夏野菜を冷涼な環境で作るとトマトに限らず植物は昼間、太陽の光をいっぱいに浴びて光合成を行い。沢山の栄養を作ります。作られた栄養は日が沈んでから実などに蓄えられます。夜間は植物も呼吸をしていて動物と同じく酸素を吸って二酸化炭素を吐きます。夜間の温度が高いと呼吸量もあがりせっかく昼間に作った栄養を呼吸で消費してしまい実に蓄える分が減ってしまいます。飛騨高山の様な高冷地や準高冷地は昼間は暑いですが、夜間が涼しく植物の呼吸量も少なく済み呼吸によって昼間作った栄養を消費することなく効率よく実に蓄えることが出来ます。そのため栄養価の高い美味しい野菜ができる地域です。 *有機栽培 日本で有機栽培と言うと有機JAS規格を指します。堆肥を入れているから有機栽培、農薬を使っていないから有機栽培という事をよく聞きますが厳密には化学的に合成された農薬や化学肥料その他資材の圃場への投入を止めてから三年間たった圃場で有機JASの規定に則って生産されたものが有機栽培された農産物です。また、第三者機関が認証を行い、年に最低1回の監査もあります。国産の有機農産物は国産農産物のおよそ0.2%~0.4%ぐらいしかありません。 *安定供給 取引先と取引するときに重要なのが安定供給できることも大きな要因のひとつではないでしょうか?山藏農園では極端なピークを減らし夏秋作の短い期間ではありますが安定的に供給する為に種まきの時期をずらしたり植える圃場の標高差を利用してのリレー栽培を行うことにより、シーズン中は安定的に供給することの出来る体制づくりを行っています。 *彩り 3代目までは安心安全で美味しい野菜の提供を目指していましたが、4代目の私たちはこれにさらになにかを付加させたいと考えかんがえたものの一つが「彩り」でした。トマトと一言に言っても食べ方の違いや大きさや形色の違いで世界には数万種類あると言われています。その中で日本で流通しているトマトは生で食べて美味しいトマトが主体でその中でも赤色やピンク色がメインです。世界には赤系以外にもオレンジ イエロー パープル ブラウンホワイト グリーン そしてゼブラなどの品種が多数あります。なんな色とりどりなトマトで食卓に「彩り」を加えられたらと考え、多種多様な品種を栽培しています。栽培する品種もただ珍しい品種ではなく食べて美味しいくて珍しい品種を厳選して栽培しています。現在では毎年70品種ぐらいのトマト類を栽培しており今後もっと増える予定です。彩り第1弾はトマト類でしたが、第2弾としてミニスィートペッパーを展開しています。ペッパー系も色や形様々に30種類くらいを栽培しています。今後は第3弾 第4弾と新品目にチャレンジしていきます。 *食味 化学的に合成された農薬を使わない栽培で美味しいを実現するために、まずは美味しい野菜が採れる種を探しています。トマトを一つとっても多種多様な種類のトマトがあります。美味しいけど病気に弱い、酸味が強い品種、甘みが強い品種、病気に強いけど味気ない品種、夏場作りやすい品種、冬に作りやすい品種 etc・・・ 山藏農園ではいち早く安全で美味しく珍しい野菜をお届けするために色々な種類の野菜を試作します。最低3年くらいは試作してから本格的に栽培を開始します。美味しいと言っても味覚は十人十色、美味しいの基準が違ってきます・・・そこで美味しさというか味を可視化することは出来ないかと常々考えていました。よく糖度表示をしているものを見かけますが甘さだけなので糖度が高くあまいがうまいになっていますが、そこに疑問を持ち糖酸度のバランスが一つのうまみの指標にならないかと思い糖度、酸度そしてそれらのバランス 糖酸比測定して味を可視化しています。 *土作り 健全な野菜を作りには土作りが大事です。山藏農園では、植え付けが始まる前に土壌診断を行います。その畑にどれだけの栄養成分があるかがわからないとどれだけ肥料を与えればよいかわからないからです。闇雲に肥料をあげると余分な肥料を吸い植物も肥満化し病気に弱く、害虫を寄せやすくなります。また、余分な肥料が畑以外に流失して環境破壊にもつながります。何より肥料代がかさみます・・・。 土壌診断を行うことにより適正な肥料の量がわかり栽培する野菜に最適な肥料の量を与えることができます。作が終わった後には麦などを撒き、残った余分な栄養分を吸ってもらいその麦も春先にはすき込み土地の肥沃化に貢献します。また、極力堆肥は厩肥(牛糞など)を使わず植物由来の堆肥を中心に使っています。 *堆肥つくり 有機栽培=堆肥を使っての土づくりとよく言われますが…堆肥と一言にいっても色々なものがあります。一般的に知られているのが堆肥=家畜の糞尿を発酵させたものと思われていますがそれは厳密に厩肥(きゅうひ)といいます。家畜由来のものを厩肥、植物由来のものを堆肥、両方を合わせたものを堆厩肥が本来の呼び方だと山藏農園では考えています。山藏農園では堆肥を作り、それを春先に畑に投入しています。堆肥の元も山藏農園の圃場の法面の茅やススキを主な原料としています。霜が降りる頃に枯れた茅やススキを一斉に刈り取りそれを野積みして発酵を促し堆肥とします。その堆肥を二年ほど寝かせて良質な有機物として畑に投入します。
特定商取引法に基づく表記

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