＜プロフィール＞ 青森県の南方に位置する三戸郡、その中の泉山という２００世帯ほどの部落にて、リンゴ農園を営んでいます。２００年以上つづく農家で、私で１６代目になります。 私が父から引継いだ物に、もう一つ月山という名の神社があります。 学校卒業後、千葉県の二宮神社で神職を学び、郷にて神社の管理人（宮司＝当地方言では、べっとさん）を務める兼業農家ではありますが、神道では「やおろずの神」という概念があり、山や川、草、木、土、万物に神が宿ると考えています。 日々自然と向かい合う、農業は私にとって正に神職と感じています。 ＜物づくりへのこだわり＞ リンゴの栽培は、収穫間もない１月雪の中、剪定（せんてい）から始まり、春には摘花･受粉、６月に入り摘果 一つ成り、７月に仕上げ摘み。 ８月 以前はここで袋掛けしていましたが、近年は太陽を多く当てることで甘みが増すことが優先されています。サンフジのサンは太陽で、袋掛けをしない（無袋栽培）甘みの高い林檎と言う意味です。 代わりに、反射シートを敷いたり、葉摘みや玉まわしと言った新たな手仕事も増えてきました。全て太陽の恵みを多く蓄える為の工程です。 「美味しかった」…その一言の為に。 ＜今後の活動に関して＞ 私はこのサイトをスタートするにあたり、初めてパソコンを購入いたしました。不慣れな事ばかりで困惑続きですが、少しでも皆さんに、農業への興味と、願わくば後継者の育成に貢献できれば幸いです。