2年連続大失敗をしてオリジナル品種の存亡をかけた今シーズンでしたが、どうにか順調に育てることができ、次回分(今年作付分)の種芋を確保できる見通しとなり、ほっとしました。
自分独自の品種を品種を維持して生産の基盤としていくことは、非常にリスクが大きいことをこの数年で痛感しました。
市販の種芋を購入して栽培することができれば、お客様を何年もお待たせすることなく出荷ができたのかもしれませんが、それではやはりうちの自然薯とは言えません。
どんなに困難があっても、徹底的に味にこだわって選んできたうちの品種を使ってこそ、お客様の期待に応えられるものだと思います。
今シーズンは種芋以外にも多少の余裕ができましたので、遅くなりましたが販売を再開いたします。
生産が不安定でご迷惑をおかけしますが、引き続きご愛顧いただければ幸甚です。