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  • 農事組合法人 鶴喰なの花村
早川博秋

熊本県八代市

早川博秋 | 農事組合法人 鶴喰なの花村

米、黒ニンニク

熊本県八代市

早川博秋 | 農事組合法人 鶴喰なの花村

米、黒ニンニク

【農事組合法人鶴喰なの花村の早川博秋と申します!】 農事組合法人鶴喰なの花村(代表 松村梅雄)の事務局を担当している早川博秋です。鶴喰(つるばみ)地区は、昔ながらの里山風景がそのまま残る小さな中山間集落です。春、6ヘクタールの田んぼに咲き乱れる菜の花。これが“鶴喰なの花村”の由来です。 【鶴喰の特徴】 鶴喰の現在の戸数が70戸、人口は約170人です。過疎化と高齢化によって、3人の小学4年生を最後に子供がいません。既に限界集落となっており、20年後には消滅集落の可能性を多分に含む地域です。 しかし、私たちは元気いっぱいです。この状況を座視することなく、“どぎゃんかする”気概に溢れています。平成27年に熊本県から中山間農地集積の重点地区として鶴喰が指定されました。地域のまとまりと住民のヤル気が指定を受けた理由です。これを契機として、「農業を基盤として、地域住民の生活と土地を守り、次世代に継ぐ」を経営理念に掲げ、平成29年2月に「農事組合法人鶴喰なの花村」を設立しました。 【鶴喰の米はうまい】 鶴喰の米は知る人ぞ知る美味しい米です。地域の耕作地を合計しても15ヘクタールしかない鶴喰の米は、これまで市場に出回ることなく、各農家がそれぞれの親戚や知人に直接販売していました。しかし、鶴喰なの花村を立上げ、約6ヘクタールの農地を集積し、法人として米生産を始めてことで、「鶴喰米」として販売することになりました。 鶴喰地区は、元々おいしい米ができる環境が整っています。加えて、各農家が各自の経験でやっていた栽培方法を、法人としての組織的栽培に切り替えました。熊本県農業普及振興課の技術者とJAの担当者による、土壌分析、肥料設計、適期防除と収穫を計画的に実施したことで、原石としての「鶴喰米」は大きく磨かれました。さらに、自前のライスセンターを持つことで、種まきから精米・出荷まで自分たちの手で管理することができるようになりました。その結果、全国トップレベルの食味データを打ち出す米になりました。 鶴喰米は「菜の花米」・・・米の収穫後、私たちは田んぼに菜の花の種をまきます。霜が厳しい冬を経て、春3月下旬から4月上旬には、鶴喰一面が菜の花の黄色で覆われます。この菜の花は緑肥としてすき込まれます。すきこまれた菜の花によって、地力が上がり、おいしい米が生まれます。 鶴喰米は「特別栽培米」・・・化学肥料と農薬を、通常の使用量の半分以下に抑えて栽培された米でないと「特別栽培米」とは呼べません。私たちは、菜の花の緑肥を含めて、有機肥料と使用し、農薬散布を押さえることで、その要件を満たしています。さらに、生活排水が混じることのない山から流れくる水と清浄な空気の中で育てられる鶴喰米は、「安心・安全な米」です。 鶴喰米は「熊本県推奨うまい米基準最高のSランクの認定米」・・・米どころ熊本県は、県産米の品質向上とブランド化を進めるため、一定の品質・食味を確保する「Aランク基準」と、さらに厳しい水準の「Sランク基準」を設定しています。「Sランク基準」の認定を受けるためには、熊本県が定めた生産基準、玄米品質基準、精米品質基準を全てクリアしなければなりません。鶴喰米はSランクの米です。 【私たちは頑張ります】 鶴喰なの花村は、38戸の農家が組合員となった鶴喰集落で経営する組織です。現場で働くスタッフは、60歳代が2人。70歳代が4人、80歳代が1人の合計7人です。この7人で理事会を構成しています。私たちの最大の目的は、経営理念にある通りです。法人を大きくし、鶴喰に定住できる若者を採用し、この地で食べていける給料を払える組織にすることです。採用された若者は、結婚し、世代を受け継いでくれる子供を産んでくれるでしょう。そのために、私たちは頑張ります。 【お米以外にもつくってゆきます】 私たちの中心商品は「鶴喰米」ですが、その周辺商品として、「鶴喰黒にんにく」と「鶴喰漬」の試作を進めています。特に、漬物は、鶴喰に数人いる漬物名人のレシピを整備し、らっきょう、にんにく、梅、生姜、ダイコン、にんじん、高菜を材料に、酢漬、醬油漬、味噌漬、糠漬として平成30年度内の発売予定で進めています。 また、黒にんにくは、鶴喰でとれたにんにくを厳選し、数量限定にはなりますが9月頃に発売予定です。 鶴喰の自然は最高です。冬。枯れた色の冬景色に時折の雪、毎朝にように降りる霜。3月の声を聞くと春が本格化。徐々に増す緑。中旬を過ぎると、菜の花の一面の黄色。その周辺を桜のピンクが彩ります。山の新緑が萌始めるころ茶摘みが始まります。やがて川には蛍が舞い踊ります。代かきが始まり、ゲコゲコと夜中にはカエルの声が響き渡ります。5月下旬からの田植え。新緑が次第に濃くなって夏が来ます。うだるような暑さにも、山からくる水は涼やかです。収穫の秋。しっかり穂を垂れた稲が黄金色に輝きます。稲刈りが終わると、やっと鶴喰に憩いの時間が訪れます。そして、冬支度。鶴喰には四季折々の姿を見せる自然があります。
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