顔の見える電力
を使おう

都市と地方をつなぐ新しい関係性を

これまで雨風太陽は、食べもの付き情報誌「東北食べる通信」や「ポケットマルシェ」を通して、生産地である地方と消費地である都市をつないできました。現在、国内最大級となる約7,800名の生産者が、70万名を超える消費者に対し、自身が作った食べものを販売しています。

食と同時に、電気も私たちの生活に欠かすことができないものです。そしてこの電気も、多くは地方で作られ、多くは都市で消費されています。

私たちには、電気についても、作っている人がわかる、使っている人がわかる社会を作りたいという想いがあります。食に続き、電気でも、地方と都市をつなぐ新しい関係性を構築していきます。

発電を化石燃料に
頼る国、日本

今ある資源も残りわずかに

経済産業省が発表した国内の発電量の電源構成では、化石燃料は71.9%、再生可能エネルギーは20.3% (※)と、大きく化石燃料に依存した状態となっています。また、再生可能エネルギーの最終消費は全体の0.1%に留まっています。

今後、新たな資源が発見されず、資源を採掘する技術が進歩しなければ、天然ガス・石油は約50年、石炭・ウランは130年程度で今ある資源を使い切ってしまうと考えられています。
※令和3年度(2021年度)エネルギー需給実績より

世界情勢の変化が
電気代高騰につながる

各家庭の電気料金の値上げにも直結

現在、世界情勢の変化等による化石燃料の輸入価格高騰の影響で、
大手電力会社が採用する燃料費調整額の値上げが続いています。
その結果、各家庭の電気料金の値上げにも影響を及ぼしています。

ポケマルでんきについて

2016年(平成28年)4月1日以降、電気の小売業への参入が全面自由化され、
ご家庭の電気でも、電力会社や料金メニューを自由に選択できるようになりました。

Point1

生産者さんの支援になる。

月々電気代のうち100円を、気候変動や自然災害の影響でお困りの生産者さん支援のために使用します。いつもの電気を「ポケマルでんき」に切り替えるだけで、お困りの生産者さんを応援することができます。

Point2

再生可能エネルギー100%※1だから CO2排出ゼロ!

「ポケマルでんき」はCO2を排出する火力発電などを含まず、太陽光、風力、水力、 地熱、バイオマスなどの再生可能エネルギー100%。CO2排出量を無くしていく ことで、地球の温暖化や気候変動、自然生態系の破壊を防ぐことに繋がります。

毎日使う電気について、
地球環境やエネルギーのことも
一緒に考えてみませんか?

※1 再生可能エネルギー由来の電気に、再生可能エネルギー指定の非化石証書の環境価値を組み合わせることで、再生可能エネルギー100%の電気を供給いたします。(CO2排出量もゼロとなります) ※2 FIT電気とは、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスの再生可能エネルギー電源を用いて発電され、固定価格買取制度(FIT)によって電気事業者に買い取られた電気のことであり、この電気は火力電源などを含めた全国平均の電気のCO2排出量を持った電気として扱われます。当社がこの電気を調達する費用の一部は、当社のお客さま以外の方も含め、電気をご利用の全ての皆様から集めた賦課金により賄われています。 ※3 ポケマルでんきは、再生可能エネルギー由来の電気に、再生可能エネルギー指定の非化石証書の環境価値を組み合わせることで、再生可能エネルギー100%の電気を供給いたします。また、CO2排出量もゼロとなります。インバランス発生や修繕、事故、系統からの出力抑制依頼などやむを得ない場合には、再生可能エネルギー比率が100%とならないこともあります。その場合でも再生可能エネルギー指定の非化石証書によりCO2排出係数ゼロの電気を供給いたします。

みんなワリ

電源コスト調整単価
(みんなワリ)とは?

電源コスト調整単価(みんなワリ)は、
基準電源コストに対して仕入れ価格が上回ったり下回ったりした分を利用者で“ワリカン”する仕組みで、 過去6カ月の仕入れ価格の実績をもとに算出しているため、急激に電気代が上がることはありません。

ポケマルでんきでは、FIT電気および再生可能エネルギーを仕入れ、お客さまに供給しています。
このうちFIT電気の仕入れ価格は、制度上、卸電力取引市場(JEPX)と連動していますが、
ポケマルでんきではリスクヘッジ策を導入することで、FIT電気の仕入れ価格を一部固定化しています。
また、卸電力取引市場 (JEPX)と連動しない再生可能エネルギー(非FIT電気)の仕入れも行っています。

※4 FIT電気の一部に対するリスクヘッジ策、再生可能エネルギー(非FIT電気)の仕入れ強化による仕入れ価格の固定化。原価に燃料費調整額が適用される場合は当該コストも原価に反映。
※5 FIT電気、インバランスの卸電力取引市場(JEPX)連動分。
※6 加重平均単価は、各エリアの一般送配電事業者の送電損失率(低圧)を考慮。

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電気料金の内訳

ポケマルでんきの電気料金は、基本料金・従量料金・再エネ賦課金を合算した料金体系となっています。
従量料金はどんなに使い続けても一定。使用量や使用時間に関わらず、従量料金の変動はありません。

応援金について

電気料金の一部を応援金にして、

再エネ発電所を応援できる!

電気料金は変わらずに毎月100円を、お好きな発電所に届けることができます!
地域や産業の創生にチャレンジする発電所さんを応援しませんか?

月々の電気料金のうち100円が応援金に

ポケマルでんきでは、ご自分の電気代で再エネ発電所を応援出来る仕組みになっています。発電所を選んで「応援」すると、電気料金は変わらずにご自分の電気代の一部※が応援金として自動的に発電所に支払われます。
※「応援」を受けて、毎月の電気料金から100円が、応援された発電所に支払われます。

ポケマルでんきで、発電している生産者さんを応援

ポケマルでんきは環境破壊に繋がる開発行為を行っていないことや、 地域住民との合意形成など、「ポケマルでんき」の電源調達方針をご了解いただいた発電者様から電気を調達しています。そして、再エネ発電所には、ポケットマルシェに出品している生産者さんも登録されています。
生産者さんは各地域でソーラーシェアリングででんきを発電しています。
ソーラーシェアリングとは、農地に支柱等を立てて、その上部に設置した太陽光パネルを使って日射量を調節し、太陽光を農業生産と発電とで共有する取り組みです。営農を続けながら、農地の上部空間を有効活用することにより電気を得られるため、農業経営をサポートするというメリットがあります。

農地の上に太陽光発電設備を設置し、電気と食材を同時に作るソーラーシェアリングの推進を行います。7,800名(2023年8月時点)のポケットマルシェ登録生産者に対して、営農と同時に発電を行うソーラーシェアリング導入を支援します。具体的には、助成金等に関する情報提供や、ソーラーシェアリングを導入している農家同士のネットワーキングの促進などを行います。

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千葉県
丸山千晴さん|八八

私たちは、千葉県大網白里市で養蜂を行っております。『ふるさとのはちみつを世界に』を合言葉に、地元で取れた美味しいはちみつを、自然と人と農地を守りながら、そしてエネルギーである電気と共に、作っています。

栃木県
菅谷英位さん|株式会社グリーンウィンド

太陽光発電システムの下で農薬・化学肥料不使用の農業や畜産を行う事で水も土も空気も汚さずに、子ども達や環境だけでなく虫や蛙にも配慮した、環境保全に貢献するクリーンなエネルギーや食材を供給していきます。

千葉県
富岡弘典さん|株式会社つなぐファーム

「農地・ひと・地域を次の世代につなぐ」をコンセプトに掲げソーラーシェアリングに取り組んでいます。「自然エネルギー×農業」のビジネスモデルを確立することで、農地の価値を高め、耕作放棄地増加を食い止めることを目指しています。